靖国神社 夜桜能 改め… [theater]
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靖国神社の夜桜能のチケットを取ってあったのに、あいにくの雨。18時30分の開演時間には上がっていたのだが、結局代替え公演の日比谷公会堂。桜舞い散る中の薪能見物と行きたかったが残念ながら。
日比谷公会堂に着いてみれば、舞台には見事な桜が。開演前のご挨拶によれば、山の方で「収穫」したものをフラワーアレンジメントの方が活けたのだとか。仮設の能舞台だが、雰囲気は見事に持ち直していたので、これはこれでラッキーか?。15年やっていて初めての雨天代替え公演だとか。
演目
舞囃子 熊野(ゆや)
狂言 酢薑(すはじかみ)
能 土蜘蛛(つちぐも)
舞囃子、熊野は、能演目の短縮版だとか。これのフルバージョンを見ることになったら、ちょっとしんどそうだなぁ、といった感じ。今回のイントロとしては必要十分。引き込まれる。
狂言、酢薑は爆笑篇。これ、面白かったですねぇ。ほとんどコント。日本人のやってることってむかしから変わんないのね。そんな感じです。狂言自体を見たのも何年ぶりか?。意外と取っつきやすいんですよね。
能、土蜘蛛、今回のメイン。土蜘蛛の両手から放たれるクモの巣の放物線がお見事。雨で普通の能舞台を見ることになってしまった観客へのサービスか、いつもより大量に投げていると思わせ(実際そうらしい?)、いつしか舞台がクモの巣で埋まるほどのいくつもの放物線。
土蜘蛛は分かりやすい演目でした。実際、初心者向けらしいですね。
むかしの人の言葉遣いって、本当にこんな感じだったんだろうなと思わされながら見ていたのでした。
でも、ほんとは桜の下で見たかったけどねぇ。。。
体調悪いから野外じゃなくて良かったってこともあるか?
帰り道は銀座方面。三信ビルの前を通りかかったので中をぶらっと見学。ちゃんとカメラ持ってなかったからこの程度。1929年築。すばらしい。
画像はSo-net Photoに。
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